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オイルミストフィルターのこれら2つの状態を混同しないでください

油密封式真空ポンプのユーザーは、真空ポンプについてよく理解している必要があります。オイルミストフィルター油封式真空ポンプから排出されるオイルミストをろ過することで、ポンプオイルの回収、コスト削減、環境保護に貢献します。しかし、オイルミストには様々な種類があることをご存知ですか?

最初の状態は「詰まった」状態です。オイルミストフィルター交換が必要です。この時、オイルミストフィルタエレメントは寿命に達しており、内部は長期間蓄積したオイルスラッジによって閉塞しています。このようなオイルミストフィルタエレメントをそのまま使用すると、真空ポンプの排気が悪くなり、排気口からオイルミストが再び発生します。ひどい場合には、フィルタエレメントが破裂し、真空ポンプが爆発することもあります。そのため、オイルミストフィルタエレメントが寿命に達したら、直ちに新しいオイルミストフィルタエレメントに交換する必要があります。

2つ目の状態は「飽和」です。多くのお客様は、フィルタエレメントの飽和状態と目詰まり状態を混同し、飽和とはつまり目詰まりのことだと誤解しています。なぜなら、「飽和」とは、それ以上の油分を収容できない状態を意味するからです。実際には、「飽和」とは、オイルミストフィルタエレメントにポンプオイルが完全に浸透している状態です。オイルミストフィルタエレメントはオイルミストを捕集するためのものであり、使用後すぐに捕集した油分子がエレメント内に浸透し、つまり飽和状態になります。飽和したオイルミストフィルタエレメントは、それ以上の油分子を収容できないため、捕集した油分子が集まって油液となり、オイルタンクに滴り落ち続けます。したがって、飽和状態は実際にはオイルミストフィルタの正常な動作状態です。

実際、「飽和」という概念について言及する顧客はほとんどおらず、多くの顧客はこの概念を知らないかもしれません。フィルターエレメントオイルスラッジによって目詰まりしています。フィルターエレメントがオイルに浸かっているからといって、使用できないわけではありません。「飽和」と「目詰まり」という2つの状態を区別することが重要です。


投稿日時: 2025年7月18日